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食物アレルギー負荷のときに注意している5つのこと【乳成分負荷中】 [アレルギー]



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甘党母です。
現在乳アレルギーの息子、
年に1、2回、病院で血液採取をして
アレルギー検査をしています。
その結果をもとに、
病院の先生の指導のもと
自宅でアレルゲンとなる食物を食べる
負荷を行っています。

もともと卵アレルギーがあった息子は
卵の負荷は2歳になった頃に始め、
現在は生に近いものもペロッと
食べられるようになりました。
園の給食の卵解除をしたのが
3歳頃だったかなー? 記憶が曖昧。


乳の負荷は、3歳になった頃から
はじめました。
卵の負荷が何もトラブルなく進んだので
乳もいい感じで進むといいなと
思っていたけれど、、、
これが中々大変でした。我家の場合。

アナフィラキシーの症状がでたり、
運動性アレルギーの
軽いショック状態になって
救急車で運ばれたり。。。
それ以降、自宅で負荷をするとき
かなりピリピリしながら乳を与えています。
摂取後に、咳一つ出すだけでも、
心配でなりません。

甘党家でアレルゲンの負荷をする際、
気を付けている点を紹介します。
お子さんによって症状もまったく違う
と思いますのでご参考程度に



①夕食以後に負荷をする


朝は食物の吸収がよいので、
お腹が減っているときに摂取するのは
満腹なときに比べてアナフィラキシーの
症状が出やすいようです。

園や小学校にいっていると昼間に食べる
ことができないので、朝か晩に
摂取することになるかと思います。
甘党母は忘れん坊の面倒くさがりなので、
朝ごはんと一緒に出すほうが忘れないかな
と続けていたものの、
アナフィラキシー症状がでて、
咳込みを経験してからは
最近は夕食のあとか、
寝る前に負荷をしています。



②疲れているとき、体が弱っているときはしない


体が弱っているときは、
普段摂取できている負荷量でも
アレルギー症状が出やすくなります。

私も睡眠不足で疲労困憊、、という時に
普段は食べられる物を食べて蕁麻疹が出たり、
花粉症の症状がひどくなったりしたので
病気中もそうですが、
病後の回復中も負荷はストップしています。

冬のインフルエンザの時期は
まるっと数週間ストップということも
よくあり、負荷の量を下げたりして
マイペースに取り組んでいます。



③負荷した後はあまり体を動かさない


こちらはよく耳にする
運動性のアナフィラキシーショックのこと。
普通に食事する分には症状はでないのに、
食べたあとに運動するとアレルギーの
症状が出てしまいます。

息子は、一度軽度のショック状態になり、
救急車のお世話になってしまいました。
本当に怖くて、悲しい出来事でした。

こんなことを生々しく書くのは軽率では
あるのですが、よくみる発疹や咳込みと
まったく違って、何が起こっているのか
すぐにはわかりませんでした。

そのこともあって、
書いておこうと思います。
これは我家の場合ですので、
参考程度にお読みください。



◆普段のアレルギー症状
普段のアナフィラキシーの症状は、
アレルゲンをとってから
10分から15分後に
発疹や咳込みが始まりました。

病院で処方された抗ヒスタミン薬や
ステロイド系の薬を飲みつつ、
アレルゲン摂取後30分~40分ほどに
症状のピークをむかえて、
以後は少しずつおさまってくる、
というのが普段の症状でした。



◆運動性のアレルギー症状
運動性のショック状態になったときは、
アレルゲン摂取後10~15分後には
アレルギーの症状は出ませんでした。
30分後ほどから、
公園でお散歩程度に体を動かしはじめ、
このときはまだ症状がでていませんでした。

摂取後1時間以上たってから
トイレを探すために5分ほど小走りし、
トイレで排泄した後ほどから、
ぽつぽつと咳込み始め、
そこから咳込みがひどくなり、5分ほどで
顔色と唇の色が少し悪くなってきました。

一番記憶に残っていることは、
普段のゆっくりとアレルギー症状がでる
様子と違い、急に容体がかわったことです。

少し安静にして様子をみよう…と考えず、
咳込み始めたときに救急車を呼び、
エピペンを処方されているなら
打つのがよいと私は思います。



◆エピペンについて
病院の先生にうかがったところ、
迷うなら、エピペンを打たないよりも
打ったほうがいいとのこと。
病院で打ち方の練習をして、
注意事項の説明をうけました。

エピペンを打つと、
15分ほど症状が緩和されますので、
その間に救急車を待ちます。

実際、一度使用したことがありますが、
やはり打つ決断をして
苦しそうにする子どもにいざ…と
なると勇気が必要でした。
事前に練習用エピペンで練習しておくと
気持ちの持ちようがまったく違います。



④出先では負荷をしない


上でも記載しましたが、
出先でアレルギー症状が出るとかなり大変です。
アレルギー用の薬など
持参していない場合もあるかもしれません。

最悪救急車で運んでもらったとして、
アレルギーの症状で入院すると、
病院にもよるかと思いますが、
1泊入院をすすめられます。
一度アレルギーの症状をだすと、
その時はおさまっても
数時間後に容体が悪くなる場合が
あるそうで、入院をすすめられます。
(遠方だと、容体次第で入院を
断ることもできると思います。)

家で負荷して、近くの病院に
搬送される場合は、入院準備等も
同居家族に頼むことができますが、
離れた場所の病院に入院となると、
準備が大変です。

必要なものは大抵病院の売店にもありますし、
同伴する者も、1泊くらい着の身着のままで
問題ないのですが、
やはり勝手がわからず、
不安ばかりが増しますので、
我が家では帰省した際も
負荷することはしていません。



⑤核家族、親類が近くにいない場合 協力者は動ける状態か


甘党家は核家族、
親類縁者も近くにおりません。
いざというときに助けてもらえる人が
いない状況ですので、
協力者が「夫」しかいません。
ですから夫の出張の時など
負荷を避けたりしています。

入院となる場合、
一番気にもむのが兄弟姉妹のことです。
搬送される処置室などには同伴できますが、
動き回って言うことを聞かない月齢だと
スタッフの方や、患者さんにも迷惑がかかります。
容体をみるのに、1時間以上は
処置室に付き添うことになります。

また処置後移動する病室には家族といえども
小さい子どもは入れない場合が多いです。
ネットで調べたところ、病室のつきそいは
必須ではないようですが、
慣例化されている病院が多いよう。
息子が入院するときも、付き添いをお願いされ、
小さい子どもの入室は断られました。

突然一泊入院となった場合の緊急時に
兄弟姉妹を誰にみてもらうかなど
事前に考えておくとよいかと思います。


◆子どもの入院時の付き添いについて
私の場合は、まだ子どもも小さく付き添い
したかったこともあるのですが、
子どもの入院時の付き添いについての
問題提起したハフポストの記事がありましたので
リンクを貼っておきます。
 ↓↓↓
病児の付き添いで病院に24時間缶詰め それって人間的ですか
ハフポスト日本版より



アレルギーの負荷について思うこと


どこかで怖いと思っていて
やめたいな、、という億劫な気持ちも
あります。でも長い目で見ると、
少しずつ食べられる物が増えていて、
救われている気持ちも。

アレルギーの子どもを
ずっと親が見張っていられるわけでもなく、
どこかで誤飲、誤食があっても
冷静に対処できるように、
現在のアレルギーの状況を知るためにも、
大事なことかなと思います。

アレルギー児や親は渦中の人ですが、
状況を知らないと
そんな無理して食べさせなくても…という
意見もあるかと思います。
それはそれ、
当事者の気持ちは当事者の気持ちかなと
思って、急がずにマイペースに
息子とアレルギーライフを過ごして
いきたいと思います。


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